私(母)の英語コンプレックス
これかわが家のおうち英語の取組みや音読協会での学びについて書く前に、私(母)の簡単な自己紹介と主に英語に関する経歴、そしてと長年感じていた英語コンプレックスについて書きたいと思います。
まず簡単な自己紹介から…
私は東京都在住の1歳半の女の子の母で、金融系の国際部門に勤めるワーキングマザーです。
英語ができるようになりたいと感じた最初のきっかけは、子どもの頃好きだったディズニーとミュージカルでした。
日本語の翻訳を通さず、自分で英語のまま楽しんでみたいなぁ、そんな憧れの気持ちだったように思います。
英語重視の中高一貫校と予備校に通ったこともあり、英語は大学受験で活かせるくらいのレベルになりました。
また大学時代にはアメリカに1ヶ月の短期留学&1年弱の語学留学に行ったり、
アメリカのNPO団体でボランティア活動をしたりして、TOEIC 915点/英検準1級を取得しました。
そして大学卒業後、金融系の国際部門に配属となり現在に至ります。
…と、こう書くと、見る方によっては「キラキラ英語エリート」(笑)のように映るかもしれません。
が、最初にも書いたように、私は長年英語コンプレックスを感じ続けてきました。
なぜか?
今回、講座を受講する中でこのコンプレックスの原因を具体的見つめ直してみました。
◆留学経験はあるが、目標だった交換留学はできなかったという挫折感があった
(交換留学のような現地学生に囲まれた厳しい環境で頑張って学べなかった、という後悔)
◆周囲に自分より英語が上手な人がたくさん居た(帰国子女、外資系、駐在員、英語教師など)
◆TOEICは高得点でも、仕事のプレゼンや電話などで不自由した経験があった
◆好きなミュージカルや映画を英語で楽しみたいという憧れ
→やっぱり難しくてわからないや…という諦めの気持ちを何度も感じた
というような気持ちが自分の中にあったことに気が付きました。つまり、原因は大きく2つあって、
1.自分よりできる人と比べていた
2.Reading(=大学受験のための勉強)以外のスキルの勉強量が不十分だった
のではないか、という自己分析に至りました。
1.は、自覚してしまえば自分の気持ち次第だな、と思えました。
というのも、音読協会代表の本澤愛さんから講座受講中に、「通訳をしている方ですら『英語が上手くなったかと聞かれれば、まだまだ全然』と答えている」という話をお聞きして、良い意味で諦めがつきました。
通訳の方ですらそう感じるなら仕方ないな、確かに私は突き詰めて何を目指したいんだ?ネイティブにはなれないわけだしなぁ、と。
漠然と「もっともっと」と思うだけではいつでも終わりはないのだと思いました。(もちろん、もっと上手くなりたいという気持ちやそのための努力は大切ですね。)
そして2.については大学受験時をピークに勉強してなかったんだなと、単純ながら目を背けていた事実に気が付きました。
はい、確かに大学以降、大して学んできていませんでした。。(笑)
中高の受験勉強での貯金+ちょっとの大学時代の経験で乗り切ろうとしてきたんだなぁ、と…
じゃあこの2つを自覚したところで、どうしよう?何しよう?
そう思った時に講座の中で愛さんから、「具体的にできることを増やすのがいいですよ」と言われました。
漠然と「上手くなりたい」じゃなく、TOEICのスコアを更に上げるでもなく、具体的に自分ができなかった、苦手だな、と感じることを改善するための練習が良いと。
そう考えると私の場合はSpeakingとListeningの練習が必要だな、そのひとつとして英語絵本の音読は私のためにも娘のためにもなって一石二鳥かも!
と改めて感じて、わが家のおうち英語は英語絵本を中心に始めてみることにしました。
何のために、どのくらい、どんな英語力を身につけたいのか?
これは大人に限らず、お子様の英語教育についても同じことが言えます。
その目指すべき姿を、具体的に、正直に考えてみることはとても大切です。
そんなお話を、次の投稿で書いてみたいと思います。