おうち英語をはじめよう!

絵本中心のおうち英語/バイリンガル絵本読み聞かせインストラクター養成講座受講中

目指すバイリンガルの姿って?

1.お子様にどのレベルの英語力を身につけてほしいと思いますか?

2.それはなぜですか?

 

これは、音読協会の「赤ちゃんからはじめる英語絵本読み聞かせ「初級講座」」で受講者の方にお聞きする質問です。

 

ちなみに私は…

・好きなことを英語でも楽しめるようになってほしい

・将来留学したいと思ったら手が届くレベルであってほしい

・自分のような英語コンプレックスを抱いてほしくない

といったことが主な理由として思い浮かびました。

 

この質問について自分なりの答えをよく考えておくことはとても重要です。

なぜかというと、この「目指すべきバイリンガルの姿」が定まっていないと、

おうち英語の取組みは「これでいいのかな…」としょっちゅう不安になったり、

「やっぱりこっちの教材の方がいいのかな」と迷子になりかねないからです。

また漠然とした「英語が上手くなりたい」という気持ちはゴールのないコンプレックスに繋がりかねません。

(まさに私がそんな英語コンプレックスを長年抱えた英語迷子でした。私の英語コンプレックスに関するお話はこちら↓)

hajimeyo-ouchieigo.hatenablog.com

 

先ほど私が挙げた3点の内、初めの2点に関してはまだ漠然としていますが、

まだ娘は1歳半でこの先の本人の興味や意志は全くわからないので(笑)、

これから成長していく中で注意深く見守っていきたいなと思っています。

少なくとも、「素晴らしい発音でペラペラになる」よりも、

「娘自身の興味や目標のために使える英語」を目指すということを見失わずにいたいなと思います。

ちなみに現時点での娘の好きなもの、絵本、音楽に合わせて踊ること、お散歩中に拾う葉っぱや枝…

英語の本や音楽も楽しんで、英語で葉っぱや枝を図鑑やインターネットで調べられるようになれたらいいかな?(笑)

 

そして3点目は私(母)自身のコンプレックスが多分に反映されたものであるという気がしたので、カッコ書きくらいにしておこうと思います。

親ゴコロとして、そういう気持ちがあるのも事実ですけどね…

娘は娘、母は母。

母自身も学び続ける姿を見せられたらいいなぁ、なんて思います。

 

 

これを読んでくださっているあなたは、お子様にどんな英語力を身につけてほしいですか?

それはなぜでしょうか?

ぜひ一度ゆっくり、自分自身の素直な気持ちを書き出してみてください。

小さいけれど、具体的な一歩になるはずです。

私(母)の英語コンプレックス

これかわが家のおうち英語の取組みや音読協会での学びについて書く前に、私(母)の簡単な自己紹介と主に英語に関する経歴、そしてと長年感じていた英語コンプレックスについて書きたいと思います。

 

まず簡単な自己紹介から…

私は東京都在住の1歳半の女の子の母で、金融系の国際部門に勤めるワーキングマザーです。

英語ができるようになりたいと感じた最初のきっかけは、子どもの頃好きだったディズニーとミュージカルでした。

日本語の翻訳を通さず、自分で英語のまま楽しんでみたいなぁ、そんな憧れの気持ちだったように思います。

英語重視の中高一貫校と予備校に通ったこともあり、英語は大学受験で活かせるくらいのレベルになりました。

また大学時代にはアメリカに1ヶ月の短期留学&1年弱の語学留学に行ったり、

アメリカのNPO団体でボランティア活動をしたりして、TOEIC 915点/英検準1級を取得しました。

そして大学卒業後、金融系の国際部門に配属となり現在に至ります。

 

…と、こう書くと、見る方によっては「キラキラ英語エリート」(笑)のように映るかもしれません。

が、最初にも書いたように、私は長年英語コンプレックスを感じ続けてきました。

なぜか?

今回、講座を受講する中でこのコンプレックスの原因を具体的見つめ直してみました。

 

◆留学経験はあるが、目標だった交換留学はできなかったという挫折感があった

(交換留学のような現地学生に囲まれた厳しい環境で頑張って学べなかった、という後悔)

◆周囲に自分より英語が上手な人がたくさん居た(帰国子女、外資系、駐在員、英語教師など)

TOEICは高得点でも、仕事のプレゼンや電話などで不自由した経験があった

◆好きなミュージカルや映画を英語で楽しみたいという憧れ

 →やっぱり難しくてわからないや…という諦めの気持ちを何度も感じた

 

というような気持ちが自分の中にあったことに気が付きました。つまり、原因は大きく2つあって、

1.自分よりできる人と比べていた

2.Reading(=大学受験のための勉強)以外のスキルの勉強量が不十分だった

のではないか、という自己分析に至りました。

 

1.は、自覚してしまえば自分の気持ち次第だな、と思えました。

というのも、音読協会代表の本澤愛さんから講座受講中に、「通訳をしている方ですら『英語が上手くなったかと聞かれれば、まだまだ全然』と答えている」という話をお聞きして、良い意味で諦めがつきました。

通訳の方ですらそう感じるなら仕方ないな、確かに私は突き詰めて何を目指したいんだ?ネイティブにはなれないわけだしなぁ、と。

漠然と「もっともっと」と思うだけではいつでも終わりはないのだと思いました。(もちろん、もっと上手くなりたいという気持ちやそのための努力は大切ですね。)

 

そして2.については大学受験時をピークに勉強してなかったんだなと、単純ながら目を背けていた事実に気が付きました。

はい、確かに大学以降、大して学んできていませんでした。。(笑)

中高の受験勉強での貯金+ちょっとの大学時代の経験で乗り切ろうとしてきたんだなぁ、と…

 

じゃあこの2つを自覚したところで、どうしよう?何しよう?

そう思った時に講座の中で愛さんから、「具体的にできることを増やすのがいいですよ」と言われました。

漠然と「上手くなりたい」じゃなく、TOEICのスコアを更に上げるでもなく、具体的に自分ができなかった、苦手だな、と感じることを改善するための練習が良いと。

そう考えると私の場合はSpeakingとListeningの練習が必要だな、そのひとつとして英語絵本の音読は私のためにも娘のためにもなって一石二鳥かも!

と改めて感じて、わが家のおうち英語は英語絵本を中心に始めてみることにしました。

 

何のために、どのくらい、どんな英語力を身につけたいのか?

これは大人に限らず、お子様の英語教育についても同じことが言えます。

その目指すべき姿を、具体的に、正直に考えてみることはとても大切です。

そんなお話を、次の投稿で書いてみたいと思います。

<音読協会>って何?<バイリンガル絵本読み聞かせインストラクター>って何?

おうち英語を始めるにあたり、最初に何か指針となるようなものがほしい…!

そう思って、2022年1月より3ヶ月間、音読協会の<バイリンガル絵本読み聞かせインストラクター養成講座>を受講しました。

 

そもそも音読協会とは?

ondoku.jp

 

 HPトップにあるようにも「本を通して思考力豊かな日英バイリンガルを育てる」ため、英語絵本の読み聞かせクラブ(無償)や目的やお子様の年齢に合わせた講座(有償)を提供しています。

バイリンガル絵本読み聞かせインストラクター>は、これらの講座を開講できる、協会から認定を受けたインストラクターのことです。


講座受講前に私がこの協会って良さそう、と感じた理由、そして受講後にやっぱり良かった、私の考えに合っていたなと感じる理由、それは母語である日本語を大切にしているという点です。

幼少期の英語教育については反対意見もありますよね。

私自身も主人も、「日本語もこれからという時期に英語も教えたら混乱するのでは?」「どちらの言語も中途半端になって、深い思考力が身につかないのでは?」という不安が多々ありました。

 

音読協会は「母語である日本語を豊かに伸ばしていくことを常に意識しつつ、英語でも将来滞りなく生活したり仕事をレベルを目指す」という方針です。

 

設立趣旨

 本を通した親と子の学びと成長の機会を与える

理念

 「音読を通して言葉の世界を広げ、人生を豊かにする」

ビジョン

 ・本を通して成長し続ける親子が増える

 ・本から培った言葉の力によって協同し、創造的に生きる

 

(音読協会HPより)

 

英語教育だけではなく、豊かに生きるための言葉の力を大切にしているという理念は、私の不安をクリアにしていけるように感じました。

実際にバイリンガル絵本読み聞かせインストラクターの養成講座を受講した中で、英語教育への不安やプレッシャーが軽くなり、具体的にやることが見えてきたような気がしています。

養成講座で学んだ内容をこれから振り返りながら投稿していきたいと思います。

 

 

今回私が受講した<バイリンガル絵本読み聞かせインストラクター養成講座>は他の有償講座を開講できるインストラクターを目指すものなので、期間は3カ月間、内容はものすごくボリュームのある講座です。

時間も費用もかかるものですが、私が受講してみて良かったと感じている一番のポイントは、インストラクターという教える立場を目指して学ぶのは、自分が受講者だった時とは違う学びがある、ということです。

講座の最初の頃に、代表の本澤愛さんから

「自分の子どものため、とだけ思うと伸びづらいし継続しづらい」

「ちょっとずつでいいからアウトプットする、そうすると継続できて、結果として自分の子どもにも還元できる」

というお話がありました。受講しながら、何度もうんうんと頷いた言葉です。

教える=アウトプットする=人に説明できるほど深く理解しているということなのだと思います。

私のようにしっかり方法を学んで指針を持ちたい!という方や

頑張りたいけど自分だけで上手く続けられる自信がない…という方には合っていると思います。

(毎週たっぷりの講座内容で、毎週しっかり課題があります(笑))

ご興味ある方は、ぜひ一度音読協会HPからチェックしてみてください!

 

【土曜コース】4/23(土)スタート

 詳細&お申込みはこちらから

【水曜コース】5/11(水)スタート

 詳細&お申込みはこちらから

 

養成講座の詳しい内容をお知りになりたい方は説明会にご参加ください。

ondoku.jp

 

協会では他にも、以下のような講座を開講しています。(詳細はこちら

バイリンガル絵本クラブ(赤ちゃんと一緒に楽しむ英語絵本の読み聞かせ会)

◆ママの英語絵本チャレンジ講座(親御さんの読み聞かせスキルを伸ばす)

◆赤ちゃんから始める英語絵本読み聞かせ「初級講座」(0~3歳のお子さんを持つ親御さん向け)

 

各講座の内容についても、今後のブログでご紹介していきますのでお楽しみに!

はじめまして

読んでいただきありがとうございます。ひらかわまゆです。

はじめに、簡単に自己紹介とブログ開設のきっかけを書きたいと思います。

 

私は2020年に第1子を出産したことをきっかけに<おうち英語>に興味を持ちました。

「将来好きなことを英語でも楽しめるようになってもらいたいなぁ」

「自分が感じたような英語へのコンプレックスはできるだけ感じてほしくないなぁ」

そんな思いの一方で、

「そのためには何を、いつからやるのがいいんだろう?」

「情報も教材もたくさんありすぎてどれが本当にいいんだろう?」

「教材は高額なものも多いけど、買ってもちゃんと使いこなせるかな…」

「そもそも英語より日本語を先にしっかり身につけた方がよいのでは?」

「かといって、小学校で英語の授業が始まるまで何もしなくていいのかな…」

と、いろんな不安がぐるぐる渦巻く内に日々が過ぎていきました。

 

そんなある日、「おうちえいご園」というブログに出会いました。

辻めぐみさんが運営されているこのブログは、おうち英語に関する情報や経験談をたっぷり公開してくださっているのですが、

その中でも英語絵本を中心としたおうち英語を勧められていて、確かに絵本っていいかも…と思うようになりました。

いきなり高い教材をどーんと買う勇気もない、使いこなして続けられる自信もない、

でも好きな絵本を少しずつ増やしていくなら楽しめそうな気がする、

日本語でも絵本の読み聞かせって良いって聞くし!

うーん、でも英語絵本ってはらぺこあおむしとかスイミーくらいしか知らないな、

自分で絵本を選ぶっていうのもやっぱり難しいのかな…

 

そんなふうにまた迷いを感じていたところ、めぐみさんから<音読協会>の活動を教えていただきました。

社団法人音読協会の理念は、

「本を通して、豊かな日本語力を有し、国際社会で通用する英語力のある子どもを育てる」

私の目指したい姿に合っていて、不安もクリアできそう…もっと知りたい!と思い、

バイリンガル絵本読み聞かせインストラクター>の養成講座を受講することにしました

(音読協会とバイリンガル絵本読み聞かせインストラクターの具体的な活動内容は今後の記事でご紹介していきたいと思います。)

 

私自身おうち英語を始めたばかりですが、音読協会での活動を中心に、わが家でのおうち英語の取組みについて綴っていきたいと思います。

いつかこのブログが、私と同じように「おうち英語って何から始めたらいいんだろう…」と迷った方のヒントになれれば嬉しいです。